契約社員の退職トラブルについて

労務問題
2022/09/07 07:27
従業員の実績があがらず、減給について話しましたが、応じず。 従業員も会社が合わないと申し、減給しないことを条件に退職する意思を示したので、減給しないことを約束しました。弊社では自己都合退職と捉えておりました。 ところが、後から会社都合解雇にしろ、元々その約束だった、と一方的に要求しており、話になりません。 従業員の目的は、解雇により、待期期間を短くし、失業給付金を多く得ることです。 融資や助成金への影響、また、解雇することにより、その従業員から訴訟される可能性が高いため、解雇は避けたいです。 (解雇にしなければ、何をするか分からない、脅されております。想像するに、解雇にしなければ訴訟するぞと言っているのだと思います。そのような人物ですので、要求に応じて解雇にしたところで、不当解雇だったと訴訟してくる可能性が考えられます。) 更には、今になって、入社以降の経費申請について調べましたら、個人利用のものを経費として提出しており、横領していたことが、後から分かりました。 これにより、社内の経費申請フローに、そもそも問題があることが分かりました。 上長に口頭での相談 → 口頭により承諾 → 経理へ領収書の提出  → 給与と合わせて振込 ※経理担当は承諾されたものが提出されたと解釈するので、提出されたものをそのまま振込みます。そのため、横領に気づけませんでした。 訴訟された場合に、会社の落ち度を責められないか、不利な立場ではないかと心配です。 懲戒解雇も検討しました。 ですが、重責解雇と呼ばれる特に悪質性の高いケースにしなければ、失業保険の給付を解雇と同等に受けられるのであれば、失業給付金目当てですので、喜んで懲戒解雇に応じるはずです。 今回のケース*が、客観的に、重責解雇と呼ばれる特に悪質性の高いケースに当たるのかも心配です。(*未承認の経費の横領…横領の金額にもよるのでしょうか?) そして、懲戒解雇では、訴訟リスクが高いと思っております。 ですので、リスクの高い、懲戒解雇も避けたいと思っております。 従業員からの横領、何をしでかすか分からないと脅して解雇を要求してくる従業員を、雇用し続けたくはありません。 最初の申し出通りに自己都合退職にしたいのですが、会社が解雇を認めたとの一点張りで、会話になりません。弊社は一度も解雇に応じてはいません。 自己都合退社で終わらすには、どうすればよいでしょうか。 ご教授をお願い致します。
弁護士とのやりとり
  • 相談者
    2022/09/07 07:31
    補足: 懲戒解雇をおこない、訴訟された場合に、「横領の事実についての証拠が不十分」による敗訴を心配しています。
  • 岡田 奉典 弁護士
    レックス法律事務所
    2022/09/09 03:26
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    契約社員ということですが、期間の定めのある社員ということでしょうか。 その場合、解雇ではなく期間満了による契約の終了を主張できる可能性もございます。 雇用契約書等の書類を拝見させていただき更に詳細をご教示頂く中で交渉の糸口が見えてくる可能性もございますので、直接メールでご連絡いただければ更に詳細検討させていただきます。 受任に至らずご相談だけで終わった場合には費用はいただきませんので、お気軽にご連絡ください。 何卒よろしくお願いいたします。
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